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女子プロゴルフツアー 柏原明日架 アマチュア優勝逃す 2014/5/18

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女子プロゴルフツアー 柏原明日架 アマチュア完全優勝逃す 2014/5/18◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース最終日(18日、福岡・福岡CC和白C、6314ヤード=パー72)

 単独首位でスタートした柏原明日架(18)=フリー=は1バーディー、4ボギーの75と崩れて通算4アンダー6位に終わり、史上初のアマチュア選手の完全優勝を逃した。2位で出た韓国出身のイ・ボミ(25)=マスターズGC=が4バーディー、1ボギーの69をマークし、逆転で今季初V。通算6勝目を挙げた。68で回った服部真夕(26)=LIXIL=が日本人最高の2位に入った。

 入るはずの距離が入らない。最終18番で2メートルのバーディーパットを逃して戦いを終えた柏原は「パットが決まらないと話にならない」と悔しさをにじませた。史上初のアマによる完全Vが消滅。優勝すれば権利を得られた単年登録によるプロ転向もお預けとなった。

 「2日目までは1番ホールが終わったら緊張がなくなっていたのに、今日は一日中ありました」。出だしの1番のティーショットを右に曲げてバンカーへ。パーで耐えたが”違和感”はグリーン上で表れた。「短いバーディーパットを何度も外して流れを断ち切ってしまった」。5、6番は3メートル、9番は4メートルを外した。13番で3メートルを外してボギー。首位を明け渡すと、15、17番でも落とし、6位まで後退した。「パーセーブできず、13番で集中力が切れかけた。精神的に苦しくて」とうなだれた。

 ”怪物の教え”を生かせなかった。柏原は4月に入り、練習のしすぎから左手親指付け根にけんしょう炎を発症。医師には「1~2週間の安静」と診断されたが、プロテストやツアー出場を優先した。焦る気持ちを落ち着かせるために相談したのが「同じ場所をけがしていた」松山英樹(22)=LEXUS=だった。

 日本ゴルフ協会のナショナルチーム時代から親交のある松山には「緊張した時にどうしたらいいですか?」などと精神面についてもアドバイスを受けたという。先輩の気遣いを結果につなげられず「すごく反省しています」と唇をかんだ。

 エントリーしていた20日開幕の九州女子アマは辞退し、次戦はリゾートトラストレディス(30日~6月1日)になる。7月末のプロテスト終了までにプロになるチャンスは残されている。「練習が足りないし、気持ちも上を目指していかないと。今後に生かせると思う」。日本ゴルフ界のエース候補は、敗戦を糧に成長して

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