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世界ゴルフ殿堂(米フロリダ州)は6日、尾崎将司(63)の殿堂入りを正式に発表した。日本選手としては、2003年の樋口久子、04年の青木功、05年の岡本綾子に続く4人目の栄誉。プロスポーツとしてのゴルフを、日本に定着させた最大の功労者に改めて光が当てられた。
横浜市のホテルで記者会見した同殿堂最高執行責任者のジャック・ピーター氏から正式に名前を告げられると、尾崎将は軽く笑みを浮かべた。
「日本でゴルフ(の普及)に貢献した自負はある。世界の方が評価して下さり、賞をいただけたことを光栄に思う」と喜びを語った。
だが、栄誉ある賞を受賞した喜びの一方で、本音を漏らした。「世界でゴルフに貢献したことは残念ながら、ない。世界のトーナメントで上位に入って(殿堂入りの)ポイントをあげたわけではないし、その気持ちはずっと心の中にある」
確かに海外の主要大会で結果を残し、過去に殿堂入りした3人に比べ、尾崎将の海外実績は乏しい。ではなぜ今回選出されたのか。
殿堂側は「16年のリオデジャネイロ五輪でゴルフの採用が決まった。世界の各地で活躍する選手がいなければ五輪種目にはならなかっただろう」。規模やレベルでは米国、欧州のツアーには劣るものの、圧倒的な強さと飛距離で国内ツアー通算94勝を挙げ、ゴルフ人気を日本に定着させた功績を、投票権を持つゴルフ記者ら約200人は高く評価した。「国際投票部門」で尾崎将は最高得票だった。
「ゴルフというものは勇気、感動を与えるもの。みなさんが(受賞を)喜んでくれるのなら、と真摯(しんし)に受け止めないといけないのかな」と最後は納得した表情を見せた。
そして、石川遼、池田勇太ら若手の台頭には「その2人に薗田(峻輔)も加わった。この3人は日本のゴルフを背負っていけるんじゃないかな。僕もその中に入りたいね」。細めた目の奥にはまだ闘志がみなぎっていた。
表彰式は来年5月、同殿堂で行われる。
世界ゴルフ殿堂(米フロリダ州)は6日、尾崎将司(63)の殿堂入りを正式に発表した。日本選手としては、2003年の樋口久子、04年の青木功、05年の岡本綾子に続く4人目の栄誉。プロスポーツとしてのゴルフを、日本に定着させた最大の功労者に改めて光が当てられた。
横浜市のホテルで記者会見した同殿堂最高執行責任者のジャック・ピーター氏から正式に名前を告げられると、尾崎将は軽く笑みを浮かべた。
「日本でゴルフ(の普及)に貢献した自負はある。世界の方が評価して下さり、賞をいただけたことを光栄に思う」と喜びを語った。
だが、栄誉ある賞を受賞した喜びの一方で、本音を漏らした。「世界でゴルフに貢献したことは残念ながら、ない。世界のトーナメントで上位に入って(殿堂入りの)ポイントをあげたわけではないし、その気持ちはずっと心の中にある」
確かに海外の主要大会で結果を残し、過去に殿堂入りした3人に比べ、尾崎将の海外実績は乏しい。ではなぜ今回選出されたのか。
殿堂側は「16年のリオデジャネイロ五輪でゴルフの採用が決まった。世界の各地で活躍する選手がいなければ五輪種目にはならなかっただろう」。規模やレベルでは米国、欧州のツアーには劣るものの、圧倒的な強さと飛距離で国内ツアー通算94勝を挙げ、ゴルフ人気を日本に定着させた功績を、投票権を持つゴルフ記者ら約200人は高く評価した。「国際投票部門」で尾崎将は最高得票だった。
「ゴルフというものは勇気、感動を与えるもの。みなさんが(受賞を)喜んでくれるのなら、と真摯(しんし)に受け止めないといけないのかな」と最後は納得した表情を見せた。
そして、石川遼、池田勇太ら若手の台頭には「その2人に薗田(峻輔)も加わった。この3人は日本のゴルフを背負っていけるんじゃないかな。僕もその中に入りたいね」。細めた目の奥にはまだ闘志がみなぎっていた。
表彰式は来年5月、同殿堂で行われる。
3 comments
久し振りにジャンボ見たなあ
高校野球選抜優勝投手。
日本のプロゴルフの隆盛時代のスーパースター。テレビで優勝シーンたくさん視聴した。青木、中島との名勝負。
ドライバーの飛距離も、凄かった。
小技もうまい。
ジャンボ尾崎!!!!! 素晴らしいゴルファーです。あめでとうございます。