女子ゴルフ、JLPGAステップ・アップ・ツアー 「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」が6月16日、開幕しました。
静岡県御前崎市の静岡カントリー浜岡コースが舞台のユピテル静岡新聞SBSレディース。今回で8回目迎えました。ルーキーをはじめ全米女子プロの出場権をつかんだ上原彩子や県内選手など多彩な顔触れの108人がタイトルを目指します。
強い風の中行われた大会初日に単独トップに立ったのは竹内美雪。5バーディー1ボギーの4アンダーをマークしています。
17日と18日は4年ぶりにギャラリーの来場、観戦が可能となったこの大会。会場で見てほしい県内の若手プロも意気込んでいます。
髙橋しずくプロ(22)。富士宮市の朝霧カントリークラブに所属しています。2022年、プロテストに合格。過去には静岡県の女子アマチュアナンバー1にも輝いた実績を持つ、期待のルーキーです。
髙橋プロが得意とするのがパットです。取材したこの日は、4度のバーディトライで3つを決め、成功率の高さが光りました。得意のパットを生かすためにも、ショットの精度を高め、浜岡コース攻略に意気込みます。
<髙橋しずく選手>
「(浜岡は)風が強い。なので風の読み(が大事)。プロになってステップアップツアーに3試合出場したが、一度も予選通過していない。予選通過というより上位・優勝を狙って頑張りたいです」
小山町の富士国際ゴルフ倶楽部所属、村上瑞希プロ。明るい笑顔が特徴です。2年連続出場となる今回は苦しい期間を乗り越えて挑む大会です。
<村上瑞希選手>
「去年はユピテル終わった次の日ぐらいに練習してたら、骨折、肋骨を骨折してしまって、そこから1か月休んで…」
ケガの影響でメンタル面の維持も難しく、予選落ちが続きました。乗り越えられたのは知人からのあるメッセージがきっかけでした。
<村上瑞希選手>
「なんかそんなネガティブな考え方じゃ駄目だよみたいな。もっとポジティブに行こうみたいな。そこですごい『はっ』として。そこからゴルフも調子がよくなってきました」
ポジティブさを取り戻した村上プロ。目指すは上位進出です。
#LIVEしずおか 6月16日放送