マスターズ・トーナメント
松山英樹
１６位浮上
池田勇太、谷原秀人
予選落ち
【オーガスタ（米ジョージア州）】
今季メジャー第１戦、
マスターズ
・トーナメントは７日、当地の
オーガスタ・ナショナル・
ゴルフクラブ（パー７２）で
第２ラウンドが行われ、
５４位から出た松山英樹は
５バーディー、１ボギー、
１ダブルボギーの７０で回り、
通算２オーバーの１６位に浮上して、
決勝ラウンドに進んだ。
初日は２６位だった池田勇太は
２バーディー、７ボギーで
スコアを五つ落として
７オーバーの５４位。
谷原秀人は１２オーバーの
８４位で２人とも予選落ちした。
初日トップの
チャーリー・ホフマン、
スコアを五つ伸ばした
リッキー・ファウラー
（ともに米国）ら４人が
通算４アンダーで
トップに並んだ。
メジャー４大大会を全て制する
生涯グランドスラム達成がかかる
ロリー・マキロイ（英国）は
１オーバーの１３位で
予選を通過した。
松山はマルティン・カイマー
（ドイツ）と同組で
８日午後１時４０分
（日本時間９日午前２時４０分）
から第３ラウンドを
スタートする。
６打差
「射程圏」
強い風が吹く厳しい条件で
スコアを落とす選手も
多かったが、松山は
二つ伸ばし、１６位に
顔を出した。ホールアウト後、
「８番と１０番でバーディーを
取れたので流れよく
プレーできた」と振り返った。
苦しい状況に立たされた。
５番（パー４）までに
二つのバーディーを奪っても、
７番（パー４）で第２打を
目の前の木に当てる
ミスショットなどで
ダブルボギーとし、出だしの
「貯金」を使い果たした。
精神的にはきつかっただろうが、
松山はじっと我慢。
８番（パー５）で第３打の
アプローチをピンまで
約１・５メートルに寄せて
バーディー。１０番
（パー４）では
約３メートルのパットを沈めて
バーディーとして
悪い流れを断ち切り、
気持ちも楽にした。
初日の第１ラウンドは
ショット、パットとも
精度を欠いた。
メジャー初制覇を
目標に掲げて挑んだが、
５４位と出遅れた。そこで、
松山はこう考えた。
「いいプレーができると
予選は通ると思ったし、
悪かったら通らない
というだけなので、
そこは何も考えていない」。
第２ラウンドに
無心に近い気持ちで
挑んだこともスコアを
上げる要因となった。
首位のファウラーらとは
６打差あるが、松山は
「射程圏？ まあ、そうですね」
と言った。残り２日、
日本勢初のタイトルを目指す。
引用元
https://mainichi.jp/articles/20170408/dde/035/050/028000c
http://dova-s.jp/
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