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ストレッチ大事  ツアープロとしての経験を伝えます【諸見里しのぶゴルフレッスン1】golf Swing lesson ゴルフスイング

by Golf Tweet



0:00 初の連載レッスンがんばります
0:32 技術の前に朝イチのストレッチで身体を整えましょう
1:31 肩周りストレッチ
1:59 下半身は開脚から
2:59 ラウンド中に効く肩の修正ストレッチ
3:57 ラウンド中の下半身の疲れに効くストレッチ
4:35 腰の張りが気になる人へ

【諸見里しのぶレッスン①】「ストレッチの重要性」(4月09日)
みなさん、こんにちは。レッスンを担当させていただく諸見里しのぶです。

今までツアープロとして経験してきたいろいろなことを、しっかりお伝えできればと思っています。そして、みなさんに喜んでいただけるようにしていきたいと思います。初めてのレッスンですが、精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いします。

では、最初のレッスンはラウンド前やラウンド中に私が取り組んでいるストレッチについてお話しします。

【紙面記事はこちら】
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/lesson/moromizato/
もちろん、ゴルフは技術が大切です。しかしその前に、私は「体」が最も大切なことだと考えています。体が思うように動いてくれないと、やりたいスイングや動きに対応してくれません。
 私たちプロは朝早くコースへ行き、ウオーミングアップとして時間をかけてストレッチをしています。目的は一年間を通して戦える体を維持することと、けがをしない体をつくることです。
 まず上半身のストレッチです。私は両手を肩に置いて、後ろに回す動きをよくやっています。肩周りを柔らかくすると呼吸が安定して、スイングの時も上体の力が抜けやすくなります。また、「小さく前へならえ」のような格好で腕を前後に動かして、肩甲骨を寄せて上げる動きも取り入れています。

 今度は、下半身のストレッチです。屈伸は両脚を大きく開いて、深く体を沈めることが理想です。ゴルフは股関節の動きが大切なので、股関節が柔らかくなるようにと考えています。両脚を前後に開く縦の屈伸もやっておきましょう。こうやって股関節、お尻、腰の筋肉を伸ばして、けがをしにくい体づくりを目指しています。

 次に、ラウンド中のストレッチです。プレー中は同じ姿勢でスイングを続けているわけですし、緊張もあるので肩が内側に入りやすくなりがちです。こういう時、私は両腕を広げて外側に回しています。
 また、ラウンド前と同じように両手を肩に置いて、外側に回す動きもやっています。この時は、胸を空へ向けるように大きく開くようにしています。こうすることで、疲れが出てくる後半も呼吸が安定します。スコアアップにもつながると思います。

 また、ゴルフ場は傾斜が多いので、どうしても脚が疲れます。こういう時、私は壁やゴルフバッグで体を支えて、脚を逆の脚に引っ掛けるようにしてから屈伸をします。こうすれば、お尻の筋肉などが伸ばされます。
 腰に張りを感じる人も多いと思います。こういう時は、脚をクロスさせた状態で屈伸をします。私もラウンド中などによくやっているのですが、腰回りの筋肉が伸ばされてとても気持ちいいのです。
 ゴルフは、体がついてこないとなかなか理想の動きがしづらくなります。ラウンド前やラウンド中にいろいろなストレッチに取り組んで、「このストレッチをすればフィーリングが良くなった」とか「このストレッチは体が緩みすぎるから合わないな」などという感覚をつかんでほしいと思います。

【しのぶのひとりごと】第一線を退いてとても新鮮…解説にもチャレンジします
 これまではシーズンが終わると2~3週間くらいゆっくりして、次のシーズンへ向けた準備を始めていました。第一線から身を引いた今は、これまでの人生でなかったと思えるくらい、ゆったりとした時間を過ごしています。とても新鮮ですね。
 今年はコースセッティングを担当させていただいています。何度か研修にも行きました。そこでは一つのトーナメントが多くの方に支えられて、長い時間をかけて念入りに準備を重ねてきて開催されていることが分かりました。
 コースセッティングについても、今まではあまり深く考えずに「きょうのピンポジは難しいね」などと思いながらラウンドしていました。でも、カップを一つ切るのにも選手が攻めやすかったり攻略しづらかったりするピンポジや、ギャラリーの方が見やすいピンポジなど、いろいろな要素が組み合わさっています。すごく大変な仕事なんだなと思うようになりました。
 今は、改めてゴルフの素晴らしさを感じています。そして、プロゴルファーになって良かったなと思わされることもたくさんありました。
 ツアーが開幕すれば、解説にチャレンジさせていただくことも決まっています。今までとは違う形でゴルフ界に携わっていくので、だからこそ早くみんなのゴルフを見たいですし、ファンの一人として開幕を心待ちにしています。私自身も、もっといろいろなことにチャレンジしていきたいですね。

諸見里しのぶ(もろみざと・しのぶ) 1986(昭和61)年7月16日生まれ、沖縄県名護市出身。身長160センチ。ダイキン工業所属。おかやま山陽高を卒業後、2005年のプロテストに合格。06年にツアー初優勝し、09年には6勝を挙げ賞金ランキング2位と躍進した。国内メジャー大会3勝を含むツアー通算9勝。昨季限りでツアーの第一線から退いた。

パターが上から入ってしまう悩み 修正ドリルとパターの選び方

クロスハンドグリップが向いてる人 片手打ちやクロスハンドで悩み解決

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ポイントは体の軸と手の脱力 クラブ3本アプローチおさらい

ガードバンカー攻略法 スイングのスピードに気を付けて

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屋外練習場は実戦イメージで

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アイアンの高低 グリップやスタンス、目線を心掛けて

クラブセッティングはこう決める

パットのフィーリング苦戦する人はアドレスをチェック

ショットに異変を感じたら修正ドリル

ウッドが苦手な人 フェアウエーウッドの打ち方

フェードとドロー 試合でも使うシンプルな打ち分け法

飛距離アップ「クラブをしならせる意識」

真っ直ぐなティーショットが打てる修正法

ストレッチ大事  ツアープロとしての経験を伝えます

諸見里しのぶプロからごあいさつ

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